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zoom RSS 糞便検査していますか?

<<   作成日時 : 2017/02/04 19:17   >>

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こんにちは
今回は寄生虫についてお話しします

先日、当院で糞便検査をした子犬ちゃんから
『糞線虫』が検出されました


糞線虫ってなに

糞線虫は、長さが2mmほどの糸くずのような虫で、小腸の粘膜に寄生します。
イヌ・ネコ・サル・ヒトなどに寄生し、下痢など様々な症状を起こします。
糞線虫症は、人間にも感染する人獣共通感染症です。

画像



原因

感染した犬の糞便と一緒に排泄された糞線虫の幼虫が、口から入ったり、皮膚を穿孔することなどによって感染します。皮膚から侵入すると多くの場合、幼虫は肺に向かい、そこから口・消化管へと移動して、成虫となり産卵を始めます。
犬の体内に入った糞線虫は、小腸粘膜内に寄生して障害をもたらします。また経乳感染することもあり、体の小さな新生子では重篤な症状が引き起こされる場合があります。


症状

成犬では無症状の場合も多くありますが、水様性の下痢を起こすことがあります。
一方、子犬に感染すると、激しい下痢によって発育不良や体重の低下が見られることがあります。
皮膚から感染した場合には、血管を通り肺に侵入するため、咳などの呼吸器症状が見られることもあります。


治療

駆虫薬を投与します。
しかし、一度の投与では全ての糞線虫を駆虫できない可能性があるため、何度か検便をして、再度駆虫薬を飲ませる必要があります。


予防

お散歩時や犬が集まる場所では、便をすぐに回収し、衛生管理に気をつけましょう。
排泄されたばかりの便の中の幼虫は、感染力を持っていないと考えられているので、排泄後の便はなるべく早く片付けることが大切です。
幼虫は、脱皮し発育することにより感染源となるため、寄生が疑われているわんちゃんの便は手で触らず、使い捨てのゴム手袋などを利用しましょう。
また、定期的に糞便検査を行なうことをオススメします。


当院では、便をお持ちいただければすぐに検査が出来ます
また、混合ワクチン接種の際、一緒に糞便検査をすると、通常料金よりお安く検査を行うことが出来ます
今は特に気になるご様子がない子も、1年に1度、一緒にチェックしてみてはいかがでしょうか?


看護師 山崎

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